猫の正しい食事方法とは？猫が長生きするための食事の秘訣
飼い主様が食事をしっかり気をつかうことで、猫が長生きすることができます。しかし間違った食事方法をしてしまうと、かえって猫にとって逆効果です。それでは、猫にとって正しい食事方法とはどのようなものなのでしょうか。
このページでは、初めて猫を飼う方や、現在猫を飼っている方が正しい猫の食事を知ってもらうために詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
1. 猫の食事に関する基礎知識
まずは、猫の食事に関する基礎知識を紹介しましょう。猫のフードには、ウェットフードとドライフードがあります。それぞれどのような違いがあるのかご存知でしょうか。
ウェットフードは、缶詰タイプの餌。ドライフードはカリカリと言われているフードです。どちらが優れていてどちらが悪いということはありません。カロリーが適量になっていれば、ウェットフード、ドライフードどちらでも構いません。猫によって好き嫌いがあるので、猫が好きなものを選ぶようにしましょう。
また、栄養のバランスを考慮するのであればバランスのとれた「総合栄養食」のフードを与えるようにしましょう。総合栄養食であれば、猫が必要な栄養を摂取することができるので、味よりも、栄養優先で選ぶことをオススメします。
2. 猫の食事の頻度
猫の食事は人間とは違いこまめに食事をして空腹を満たします。そのため、3食与えるのではなく、常に餌がある状態にしておきましょう。
しかし、餌が空になってすぐに補充をすると猫が太ってしまう原因を招いてしまう可能性があります。そのため、猫が1日あたり4~6回に分けて食べきれるような量にしましょう。この時、ウェットフードは長時間置くと劣化してしまい食中毒を引き起こす原因になるため、餌が痛まないような工夫をすることをオススメします。
留守番をしている猫の場合は、こまめに餌を補充することができないので、タイマーで定量が補充される給餌器で対応するようにしましょう。
3. 食事で気をつける5つのこと
猫の食事で気をつけることがいくつかあります。具体的にどのようなことに気をつけるべきなのか、食事に気をつけるべき5つの項目を紹介していきましょう。
3-1. おやつを食べすぎない
最近では、猫がハマるおやつが多く販売されています。体に影響がないと言われていますがあまりおやつを与えすぎると、餌を食べなくなってしまいます。おやつの中には体にとって悪影響なものもあります。
また、おやつはあくまでおやつなので栄養を十分補充できる食べ物ではありません。おやつを与えて餌を食べなくなっているようであれば、おやつの量を控え食事をとらせるように心がけましょう。
3-2. 年齢に合わせた食事を提供する
猫は人間と同じで年齢に合わせた食事があります。年齢毎に表記されている餌があれば、その年齢に合わせた餌を与える方法も良いでしょう。もちろん、全年齢に対応している餌もあるので、猫が食べやすいものを選んでください。
また、餌を変えるときに気をつけなければならない点があります。一気に餌を変えてしまうと全く食べないことがあります。徐々に餌の種類を変えたり、飽きがこないように餌を工夫して変えるようにしましょう。
ちなみに、歯が弱くてもカリカリからウェットフードに変える必要はありません。歯が弱くてもカリカリを食べることは難しいことではないので、その点は猫の様子を見てから適宜変えるようにしましょう。
3-3. 食べすぎに注意をする
猫は餌があればその分だけ食べてしまうので、食べすぎないように飼い主がコントロールをする必要があります。餌を与えすぎると太ってしまいさまざまな病気を引き起こしてしまう可能性があるので、食べ過ぎないように気をつけましょう。
食べすぎだと感じたら、与える量を調節し運動をするようにしましょう。猫の運動はねこじゃらしで遊んであげることも運動になるので、時間がある時に遊んであげましょう。
3-4. 人間の食べ物を与えない
人間の食事を猫が欲しくなることもありますが、決して与えないようにしましょう。猫が食べてしまうと体を壊してしまう可能性がある食べ物もあります。例えば玉ねぎを食べてしまうと、赤血球が壊れてしまう「溶血性貧血」になり最悪死の危険があります。
知識がなければ誤って与えてしまう可能性があるので、絶対に与えないようにしましょう。
4. 水分補給も重要
猫の食事と同じ程度重要なものは水分補給です。猫は水分補給を積極的にしないため腎不全になりやすく長生きできずに亡くなってしまう猫がいます。
このような状態にならないためにも、適度な水分補給を行い、健康的な体を維持させることが大切です。新鮮な水を飲むような工夫を飼い主様が検討しましょう。
5. まとめ
「COSYペットケアサービス」では、お客様がペットとかけがえのない時間を過ごすためにペットシッターを派遣して留守番をしているペットのお世話をしています。もちろん、お世話の中には餌の管理も含まれているので、安全な食事をペットに提供することができます。
留守番中のペットの食事が不安な方はぜひ当店をご利用ください。皆様のご利用をお待ちしております。
