ペットシッターとの契約書はどんなことが書かれている?

ペットシッターとの契約書はどんなことが書かれている?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大切なペットのお世話をしてくれるペットシッター。ペットシッターに依頼する際は、必ず契約書に同意しサインする必要がありますが、契約書にはどのようなことが書かれているのでしょうか。今回の記事では契約書の詳しい内容と、契約書に関する注意点をご紹介します。

 

1. ペットシッターとの契約書の内容とは?

ペットシッターはお客様の鍵を預かり、自宅内に入って業務を行うため、ペットホテルに預ける場合と比べてもトラブルが起きやすくなっています。そのため、契約時は必ず契約内容を確認する必要があります。

 

契約書には基本的な料金体系やお世話の内容だけでなく、緊急時の対応や貴重品の取り扱いなどさまざまな条項が盛り込まれています。大切なペットのお世話を任せることになるので、トラブルを防ぐためにも契約内容についてしっかり確認し、疑問点や要望などはペットシッターに伝えてください。

 

契約書の内容はペットシッターによって多少の違いはありますが、主に以下の内容となっています。最低限、これらの内容が盛り込まれていることを確認してください。

 

2. 鍵の取り扱いや損害賠償など飼い主さんの安心を守る条項

ペットシッターはお客様の留守宅に訪問するため、セキュリティ面を特に気を付けて契約を交わさなければいけません。鍵の取り扱いや盗難、免責事項などトラブルに発展しやすい内容はお客様としっかり確認し、同意していただきます。

 

・鍵の管理方法、返却方法

鍵の管理方法についてお客様にしっかりと説明し、紛失や盗難の心配がないことをご理解いただきます。また、鍵を返却する際は直接手渡しなのか、後日郵送するのか、業務終了後にポストに入れるのかなど、鍵の返却方法をお客様と相談し決めます。

 

・盗難

貴重品は厳重管理を徹底していただきます。万が一、業務中に盗難が起きてもペットシッターの過失でない場合は一切免責であることを記載します。

 

・損害賠償

業務中にペットの事故や逃亡、死亡が起きてしまった際の責任者を明確にしておきます。ペットシッターの過失である場合はペットシッター側が損害賠償責任を負うことになります。しかし、ペットシッターの過失でない場合、ペットシッター側は一切免責である場合がほとんどですので、しっかり確認しましょう。

 

・料金体系

契約書には必ず料金について盛り込まれています。ペット1匹あたりの料金や依頼1回当たりの料金、ペットの種類や大きさ、頭数によって追加料金が発生する場合は追加料金の金額などの詳しく明細が記載されていることを確認しましょう。

 

また、キャンセル料が発生する場合はキャンセル料の金額とキャンセル料が発生する条件、キャンセル料の支払い方法も記載されています。キャンセルとなった場合、すでに支払い済みのお金が返金されるのか、返金される場合は金額と返金方法についても記載します。

 

3. 緊急時の対応や飼育内容などペットの安心を守る条項

ペットシッターに依頼する飼育内容を確認します。また、ペットシッターは留守番中もペットが安心安全に過ごせるようにお世話することが仕事ですので、ペットに危険があった場合もすぐに対応する必要があります。その際の緊急連絡先や対応方法については必ず確認してください。

 

・飼育内容

お客様宅への訪問日時、ペットの種類と飼育内容、その他追加事項など、依頼内容と相違点が無いか確認します。契約時に飼育内容を記載した確認書を発行してもらうと安心です。

 

・緊急時の連絡先

万が一、業務中にペットが体調を崩すなど緊急事態が起きた場合、ペットシッターは飼い主さんに連絡しなければいけません。ペットの命にかかわる場合もあるので、なるべくつながりやすい連絡先を伝えましょう。

 

・緊急時の対応方法

緊急時に飼い主さんへ連絡後、動物病院に連れていくことになった場合、事前に飼い主さんから教えていただいたかかりつけの動物病院に連絡を取ります。緊急時に飼い主さんと連絡が取れなかった場合の対応方法についても確認します。また、動物病院で必要となる診察券と保険証をペットシッターが事前に預かります。

 

4. 契約書の注意点はある?

まずは契約書にサインする前に、必ず上記の条項が盛り込まれていることを確認しましょう。万が一抜けがあったり、曖昧な表現で書かれていたりした場合はしっかりと契約書作成者に確認し、加筆修正してもらいます。

 

また、ペットシッターはペットのお世話をして終わりではありません。必ずお世話の内容とペットの様子を記録し、飼い主さんに報告します。なので、飼育状況の報告が義務付けられていることと、報告方法(報告書、口頭、メールなど)が記載されていることを確認しましょう。これらの記載がない場合、ペットシッターから飼育状況の報告がないまま不安な日々を過ごすことになってしまう可能性もあります。

 

どの条項についても詳しく、明確にすべて記載されていることが最低条件となります。契約後にトラブルに巻き込まれないようしっかり確認しましょう。

 

5. まとめ

大切なペットのお世話を任せるからには信頼できるペットシッターと契約したいですよね。トラブルに巻き込まれてペットが危険な目に合ってしまってからでは、手遅れになってしまうかもしれません。信頼できるペットシッターかどうか見極めるためにも、契約内容については確認を怠らないようにしましょう。

 

「COSYペットケアサービス」では、お客様に安心してペットを任せていただけるよう顔の見えるお付き合いを徹底しています。また、1回の訪問ごとに報告書を作成しており、お留守番中のペットの様子もしっかり把握することができます。信頼できるペットシッターを探している方は、ぜひ「COSYペットケアサービス」にご相談ください。